管理職というキャリアアップ

看護師が将来のプランを立てるときに、看護主任や看護師長、看護部長といった管理職への道を目指す人も少なくありません。病院で看護師として働く場合に目指すことができる看護管理職への道は3つあります。

1つ目は、看護主任級への道です。看護主任になると、他の看護スタッフの手本となり看護業務にあたります。また、新人スタッフの教育を担当したり、運営状況を把握したりする業務を担う立場です。ときには看護スタッフと看護師長の架け橋となることもあります。現場の声を一番最初に受け止めるのが看護主任です。

2つ目は、看護師長級への道です。看護師長は、各部署の看護師をまとめる役目を担う存在であり、看護師の育成にも携わります。さらに、看護部の目標設定や制度の立案、患者のクレーム対応・危機管理など、広域な業務を行う立場です。
看護師としての将来を考えるときに、管理職というキャリアプランも視野に入れてみてもいいでしょう。